
昨年秋に、預かった天狗の烏帽子…
氷見は「獅子舞の里」と呼ばれておりまして、春・秋のお祭りには各地域で獅子舞が回されます。
で、これはその時に使用される天狗(獅子を退治します)の烏帽子なのですが…もはや原型をとどめないくらいにくたびれております。
昨年、飛び込みで青年がやってまいりまして、「直してくれんけ?」…イヤイヤうちは祭り道具を扱う店ではありませんよ。とお断りしようと思ったのですが、切々と窮状を訴えられ、もともと獅子舞好きの血が騒いだのか、ちょっと好奇心が働いたのか、受けてしまった。
で、そろそろお祭りの季節が近づき、いやぁ、あれ何とかしないと。ということになり、箱から出してみたものの…。
これははっきり言って「直す」というレベルのもんじゃないんでない?!
というわけで、せっせと直しております。
出来上がりは、期待してもらえるよ。ほんとに。
このまま、烏帽子屋さんになれそうなくらい…、そんな職業があったらの話ですが。
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