『きものがたり』それぞれの…

和ッサイクルには物語がある…
和ッサイクルには物語がある…

私の祖母は大正生まれで、年中着物を着て過ごしている人でした。

(盛夏だけは、俗に言うアッパッパー(某国営放送カーネーション参照)だったと思います。)

 

小さい時に「りかちゃん人形」が大ブームとなり何とか一体買ってもらえたものの、着せ替え用洋服なんて夢のまた夢でした。でも何とかしたい、てのが乙女心じゃないですか。

現に、2枚も3枚ももってるお子様もいたので。

このりかちゃんというのが曲者で、私には絶対着ることが出来ないものでもちゃんと着こなしてしまう…ピンクとか、レースふりふりとか、たくさん使ったドレスを難なく着こなしてしまう。そうなると、創意工夫が始まります。

家の中に、そういう乙女心を刺激するようなものを探すけれど見つからず…、唯一見つけた母のヨソイキ用ハンカチ(レースばっちりの)の真ん中に切り込みを入れ、りかちゃんの首をポコッとはずしてかぶせ、肩あたりにも切り込みを入れて。

ウエストあたりで籠盛についてきたリボンを結んで、ドレス代わりに。

我ながらナイスアイディア!とほくそ笑みつつ、たいそう自慢げに持って歩いていたのですが…。悪いことはできないもので、2枚目3枚目と作るうちに、ある日母にばれて大目玉。

ハンカチドレスは日の目を見れなくなりました。

 

そんな、孫が不憫だったのか、大正生まれの祖母が作ってくれた着せ替え人形の服は『小さなきもの』でした。

手のきく人だったので、孫のために何とかしてやろうと思ったのでしょう。

にもかかわらず、当時の私は、「ドレスがほしいんやー(;O;)」と泣いた覚えがあります。

私の小さいころの着物はほとんど残っていません、なぜならこの祖母の手で、何度も何度も形を変え、最後にはハギレとなりお布団のカバーになっていました。

 

いま、こうやって皆様の着物を作り替え、新しい『きものがたり』をご一緒に作らせていただく上で、根っこにある私の原始体験は、祖母のつくるお布団だったのかもしれませんね。

 

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