
前々から、一年のうちに数回、無地のお着物あるいは羽二重などで「弓道で着ます!」というお仕立をお受けしていました。「へぇー、弓道の時って着物着るんだね。」と思いつつ、そんなに深く考えていなかったのですが。
昨年末に、弊社をご来訪くださった社長様から弓道着の制作をご依頼くださいました。
弓道は、弓道衣と呼ばれる筒袖の白地胴衣と袴で練習・試合を行い、改まった場や段・称号の審査を受けるときは和服を着用すると決まっているそうです。
アーチェリーとは違い、スポーツ要素は取り入れつつも、射法八節を重んじ、礼法を守り、心身の鍛錬を目的とした日本の武道として世界にも愛好者のいる競技だそうです。ですので、当然海外の方も着物・袴着用の上、昇段試験あるいは、試合に出られるそうです。
知りませんでした(*_*)
「弓道に道という字が付く限り、和服・袴の着用はなくなりませんよ。」と静かにおっしゃる社長様のお話に、日ごろ受ける着物文化的発想とは違った感銘を受けました。
そして、「着物の縫製が出来なくなることで、ユニフォームとしての和服がなくなることを危惧しているのです。」とおっしゃった言葉に、「ぜひ、ご協力させてください!」と即答してしまいました。
というわけで、弓道用和服の縫製、始めさせていただきます。
コメントをお書きください
Elly Galicia (水曜日, 01 2月 2017 23:56)
What's up, after reading this amazing article i am too happy to share my familiarity here with mates.
Angella Provenza (土曜日, 04 2月 2017 02:08)
Thanks in favor of sharing such a pleasant opinion, piece of writing is nice, thats why i have read it entirely